中学から陸上短距離の選手として活躍した、開発者の新田。大学院研究科終了後は、競技者として活動を続けながらも、学生時代に学んだ理論、自分の経験をベースにトップアスリートのコーチ活動を開始した。
そんな活動を続けていく中で、一つの想いが強くなっていった。
『トップアスリートが結果を残すためには、パフォーマンス向上の前に、ケガをしないカラダ作り、安定したコンディションを保つことが大切なのでは!?』
そうした経験から、特にストレッチに主眼を置いて、独自の運動理論を構築していったのですが、理論だけでは選手に伝わりずらいし、指導者育成も難しい。
だったら、自分でオリジナルマシン作っちゃえ。。
既存のマシンは、熟練度が高くなければ思ったような効果がでないし、ケガのリスクも高い。それだと一般の人には向かない。であれば、ストレッチだけに焦点をあて、より効果的にストレッチできる方向への、運動軸だけ追求すれば、良いものができるのでは??
自分の考えに自信はあるものの、マシン作りは全くの素人。頼りになるのは、自分のカラダの感性のみ。
『もっと簡単に、もっと効果的な、それでいてカッコイイ。
そんなストレッチマシンが作りたい』
05年に、父親の知り合いの工場に3カ月間寝泊まりして、手探りでボディメトリクス第1号機を作り上げた。